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R7年11月4日 琉球新報掲載記事

  • himawarikids8846
  • 2025年11月8日
  • 読了時間: 3分

琉球新報に掲載された記事の内容をこちらでご紹介します。


 朝の通学時間、医療的ケアが必要な子どもを車に乗せ、沖縄市の泡瀬特別支援学校へ向かう。北谷町や読谷村、うるま市石川から通う場合、早くても40分ほど。途中で吸引などのケアが必要になれば車を止めて対応する必要があるため、登校までの道のりは1時間を超える。

 中部地域で医療的ケアや重度心身障がい児のある子どもたちが通える特別支援学校は浦添市の鏡が丘特別支援学校か、沖縄市の泡瀬特別支援学校のみ。泡瀬特別支援学校の校区には北谷町、読谷村、うるま市の石川なども含まれる。ただでさえ移動が大変なお子さんの通学の負担は地域全体の問題なのだ。

 泡瀬特別支援学校からはスクールバスも運行されているが、看護師は同乗していない。そのため、医療的なケアが必要な子どもは利用できず、家族が送迎せざるを得ない。乗車できる子どもも限られており、校区が広いために乗車時間も長くなる。制度としてバスがあっても、全ての子どもにとって安心な通学手段にはなっていないのが現状だ。

 通学時間の長さは子どもの体力面だけでなく、家庭への負担にも直結している。家族が運転免許を持ち、医療的ケアにも対応できる体制を整えていなければ、登校が難しい。交通の混雑も重なり、通学のため学校近くへの引っ越しを考える家庭も少なくない。しかしその場合、きょうだい児の転校など新たな課題も生まれている。

 また、災害時の安全面を心配する声も上がっている。泡瀬特別支援学校は海の近くに位置しており、津波などの災害が起きた際に避難が難しいのではないかと懸念する声もある。 

 その点、うるま市兼箇段に新設予定の「県立中部A特別支援学校(仮称)」は高台にあり、津波被害の心配が少ない安全な立地で避難場所としても適しており、災害時のリスク軽減にもつながるのである。

 さらに、兼箇段は沖縄県のほぼ中央に位置し、北谷町や読谷村からのアクセスも、泡瀬特別支援学校より近くなる。沖縄自動車道の沖縄北インターチェンジも近いため、高速道路を利用すれば利便性も高く、送迎や緊急時の移動も安心だ。

 うるま市兼箇段に新設される「中部A特別支援学校」に、医療的ケア児や重度心身障がい児のクラスを設置出来れば、通学負担の軽減だけでなく、安全で安心できる教育環境の実現に繋がる。通学距離や地理的条件によって教育の機会が制限されるのは公平と言えるだろうか。

 全ての子どもたちが住む地域にかかわらず、安全に、そして笑顔で学べる環境を。新設校がその一歩となる事を心から願っている。

 
 
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